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コピーライターから見た日常
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5年遅れのボクサー
身体測定の前日は、風呂上がりに母が新しいブリーフを用意してくれていて、
パンツ一丁で身長、体重測定に臨む私に恥をかかせないようにしてくれていました。

今だったら、白ブリーフの子どもたちが並ぶあの光景は問題になってしまうのでしょうか。
それが当たり前の時代だったかつてが懐かしい。

中学くらいになるとトランクスが登場して、大人びた連中から順にブリーフを卒業し、
トランクス派へと移行していきました。
体育の授業前の着替えでだんだんとトランクスになっていくクラスの男子に、
自分もいつしかトランクスへと変わって行きました。

トランクスのよさは、見た目に恥ずかしさがないということと、
デザイン性に優れているということです。

白一色だったメンズ下着に色や柄を持ち込んだという意味で、
トランクスの貢献度は大きいと思います。

高校生になると、そのデザイン性を前面に押し出した派手な柄も登場して、
身体測定が華やかになっていきました。

部活の前後にはそれぞれ好きな柄を履いていて、別に誰がどういうのをはいてる何て話題には
ならないのですが、目立ちたがり屋は、脱いでも目立ちたいところがあって、
サッカーのうまいヤツほど派手なトランクスをはいていました。

このトランクス時代は10年以上続き、老いも若きもトランクスになり、
すっかり男の下着として定着し、白ブリーフは一部おじいちゃんの特権となりました。

ところが10年ほど前、新たにボクサーブリーフなるものが登場してきました。
トランクスの開放感に比べてこのボクサーブリーフは装着感はブリーフのそれに近く、
しかしながら恥ずかしさのないかっこよさを持って登場しました。

その新たな商品価値を生み出したのは、このCMでした。


グンゼ BODY WILD
男のパンツの広告してます。

このコピーとともに現れたメンズ用下着を女性が広告するというパラドックスの衝撃で、
トランクスからボクサーブリーフへ移行する男たちが周りにどんどん増えていきました。

その波に遅れて乗る形でようやく5年ほど前に初めてボクサーブリーフを購入。
さすがに大人の身体測定は下着とは縁がありませんでしたが、
なかなかのフィット感は移行しようと決断するには十分な材料でした。

はいているトランクスの寿命が尽き次第、徐々にボクサーへ・・・
という計画を立てました。

ところがそこにまとめ買いの壁が。
どうせ履くだろうからとまとめ買いしていたトランクスが10着ほど
引き出しの奥から出てきたわけです。

安さとは恐ろしいものです。
しかもユニクロの下着の品質のよさも、ここでは仇となりました。

毎日履くものにも関わらず、なかなかヘタれてこない。
靴下のようにいつも衝撃にさらされるわけでもなければ、
ヘタれたところでTシャツのように人目に常に触れる恥ずかしさもないわけで、
結局当時はいていたトランクスと、この在庫10着を消化するのに
5年ほどかかってしまいました。

このまとめ買いのおかげで、私のボクサーデビューが5年も遅れるとは、
まさかの展開でした。

そしてようやく先日、本格的にボクサーブリーフへ移行する時がやってきました。
トランクスで経験した品質の良さを買って、ユニクロへ。

そこで見た広告。


いちばん冒険しやすいファッション。

たしかに。
色とりどりの、そして派手な柄モノのボクサーブリーフがならぶ店頭で、
ズボンの下に履く下着の広告コピーとしては効果的だと思いました。

人目に触れる上着より、触れない下着のほうが冒険する。
ある下着メーカーの担当者が、それは女性にも言えることだと言っていたことを
思い出しました。

ボクサー移行3週間目。
毎日柄モノを快適にローテーションしています。

次の時代はどんな下着になるのか。
その時のために、今度はまとめ買いは控えたいと思います。
posted by 原 晋 | 10:19 | 広告 | comments(0) | trackbacks(0) |
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